日本の映画文化の多様性を支え、地域文化に彩を与えている「ミニシアター」に焦点を当てた映像「MINI THEATER JOURNEY」は、ミニシアター10館を紹介する映像です。 ミニシアターは日本の映画文化を支える重要な役割を担っています。2022年の日本の映画館数は590館である中、ミニシアターは136館で、全映画館の約2割を占めます。また、同年に映画館で公開された映画538本の公開作品の中、60%以上を占める314本が49館以下の小規模公開作品であり、そのほとんどがミニシアターのみで上映されています。* ミニシアターは地域文化の重要な担い手でもあります。映画上映の場としてだけでなく、所在地域を舞台にした映画製作に関わったり、カフェや物販を併設したり、地域住民をはじめとする様々な方々が関わるコミュニティの受け皿となっていたりと、地域とのつながりの中で多彩な姿を見せています。ミニシアターを通じて、地域や社会の現在地が浮かび上がってきます。 ぜひ本企画を通じて、日本映画とともに、その大切な舞台であるミニシアターの様々な魅力に触れていただけましたら幸いです。 *『映画上映活動年鑑2022』(一般社団法人コミュニティシネマセンター)を参照
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