テクノブラザーズ - JFF+ INDEPENDENT CINEMA 2023

Techno Brothers テクノブラザーズ

Synopsis

テクノ好きには堪らない！正体不明のミュージシャンが繰り広げるロードムービー

荒涼とした関東平野に、テクノ音楽の爆音が響き渡る。演奏するのは正体不明の３人組ミュージシャン、テクノブラザーズ。ある日、彼らは自分たちの音楽をレコード会社に売り込むため、冷酷なマネジャー・氷室と共に東京を目指して旅に出る。だが、一行はなかなか地元の大田原を出ることができず……。東京の北側に位置する栃木県大田原市を拠点に活動する渡辺紘文監督と、その弟で映画音楽家の渡辺雄司による映画制作集団「大田原愚豚舎」が旗揚げ10周年を記念して放ったミュージカル・コメディ。初のカラー長編となった本作はイタリアで開催された世界最大のアジア映画祭、第25回ウーディネ・ファーイースト映画祭でワールドプレミア上映され、熱狂的な反響を呼んだ。

Director Profile

渡辺紘文

1982年、栃木生まれ。2013年、故郷である栃木県大田原市で、弟で映画音楽家の渡辺雄司と共に映画制作集団大田原愚豚舎を旗揚げ。『そして泥船はゆく』『七日』『プールサイドマン』『地球はお祭り騒ぎ』がデビュー以来４作品連続で東京国際映画祭に出品され、多くの海外映画祭で上映されるなど国内外で高い評価を獲得した。近年は俳優としても活動の幅を広げ、2022年には主演を務めた『あなたの微笑み』（リム・カーワイ監督）が公開。

キャスト: テクノブラザーズ、柳明日菜
監督: 渡辺紘文
脚本: 渡辺紘文
海外窓口: 渡辺紘文

マーク・シリング

この映画は、JFF+の特集記事「世界の映画人7人が選ぶ、いま注目の日本インディペンデント映画」を通じてマーク・シリング氏により推薦されました。記事では、映画評論家や映画祭プログラマーとして国際的に活躍している、日本映画をよく知る7人の専門家が、各々がおすすめするインディペンデント映画を紹介しています。『テクノブラザーズ』をはじめとする、作家性や実験性が色濃く表れる日本のインディペンデント映画は世界にどう映っているのでしょうか？ぜひご覧ください。

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渡辺紘文: 監督

こんにちは。
私は日本の映画監督で俳優の渡辺紘文という者です。
私は2013年に弟の映画音楽家・渡辺雄司、撮影監督のバン・ウヒョンと共に大田原愚豚舎という映画制作集団を旗揚げし10年間で11本の自主映画をつくってきました。
『テクノブラザーズ』は大田原愚豚舎の最新作の音楽コメディー映画で初めての全編カラー映画になります。
脚本・監督はわたくし渡辺紘文、音楽監督は実に1年半の時間をかけてテクノブラザーズの音楽を作曲した弟の渡辺雄司が務めました。
主演はテクノブラザーズ、そしてそのマネージャー役氷室は素晴らしい才能を持つ新人女優・柳明日菜が演じます。
ぜひ気軽に楽しんで欲しい、バカバカしいと笑って欲しいエンターテインメント映画を目指したので皆様に楽しんで頂けたら嬉しく思います。
そしてテクノブラザーズの旅はまだ終わりません。
彼らの旅はここから始まります。
近い将来『テクノブラザーズ２』『テクノブラザーズ３』で皆様に会える日を楽しみにしております。
それではまた。