Hey! Our dear Don-chan おーい!どんちゃん

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2022 / ドラマ、コメディー / 157min
全世界(日本を除く)
英語・中南米スペイン語・インドネシア語・タイ語・中国語(簡体字・繁体字)
飲酒・喫煙シーンがあります
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Synopsis

撮影期間3年、一人の赤ちゃんの成長を収めた奇跡の自主映画

売れない役者、道夫、郡司、えのけんの3人が共同で暮らす一軒家。そこへある日、元カノの手紙と共に女の赤ちゃんが置かれていた。3人はその子を「どんちゃん」と名づけ、戸惑いながら子育てをしていく。『横道世之介』『さかなのこ』などの沖田修一監督が俳優仲間たちと、自身の娘の生後半年から 3 歳半までを遊ぶように、ハンディーカムで撮影した自主制作映画。本作を推薦する上田映劇のある長野県上田市でもロケが行われ、どんちゃんの成長と共に別所温泉や菅平高原の街の様子が映される。芝居と現実が不思議に同居する心温まる沖田ワールドが展開。泣いてばかりのどんちゃんが、台詞を喋るまでに成長。みんながどんちゃんを温かく見守る姿に癒される。
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Director Profile

沖田修一

1977 年生まれ。埼玉県出身。『このすばらしきせかい』(2006)でデビュー。『南極料理人』(2009)が公開され、映画賞など受賞。『横道世之介』(2013)では、第 56 回ブルーリボン賞最優秀作品賞など受賞。 他の作品に、『おらおらでひとりいぐも』(2020)、『子供はわかってあげない』(2021)、『さかなのこ』(2022)など。
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おーい!どんちゃん
キャスト
どんちゃん、坂口辰平、大塚ヒロタ、遠藤隆太
監督
沖田修一
脚本
沖田修一
海外窓口
沖田修一
上田映劇 長岡俊平
上田映劇 長岡俊平
支配人

これは映画なのか、はたまたホームビデオなのか。
『キツツキと雨』『横道世之介』などで知られる沖田修一監督が俳優仲間たちと自身の娘の生後半年から 3 歳半までを遊ぶように記録した自主制作映画は、私たちにかつてないときめきと一抹の混迷を与えてくれる。
舞台は、売れない役者たちが暮らす東京のシェアハウス。そこに舞い込んだ赤ちゃん「どんちゃん」と大人たちの 3 年間の成長の記録に、(良い意味で)本当にこれは映画なのかと錯覚するのである。
愉快な大人たちに囲まれて、スクリーンのなかですくすくと育っていくどんちゃんとそれと比例して大人たちにも生まれる心境や環境の変化。沖田監督流の人間賛歌をドキュメントな手法によってエンターテインメントに昇華していく至極の2時間半は、インディペンデントだから成しえた映画の真髄と未知の可能性に誰もが心踊らされる一作となっている。

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沖田修一
沖田修一
監督

子供が産まれたので、家電量販店で8万円のハンディーカムを買いました。でも今は、iPhoneでも撮れるので、結局、使わないままになってしまいました。ある日、ワークショップを通じて知り合った俳優さんたちと、せっかくなので、その使わないカメラを使って、子供と一緒に、何か撮ろうと遊ぶように始まりました。その時は、こんなに長い映画にするつもりもなく、そもそも映画館で上映するつもりもなく、ましてや、世界に向けて配信することになるなんて!全く思いもよりませんでした。本来は日本の劇場でイベント的に上映しておりますが、JFF+ という場所を与えていただき、日本以外の方たちが、この映画の試みを、配信を通してどのように観ていただけるのか、今はとても楽しみです。どんちゃんと大人たちの特別な時間が、世界の人たちに届くことを祈っております。また、これからは、世界の劇場でも上映できたら嬉しいです。

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