CM監督として長年やってきましたが、子供の頃からの夢である映画監督として映画を作るべく努力してきました。しかしながらネタがなく困っていたところ、叔父からUFO体験の話を聞きました。消防署員だった頃にジグザグに飛ぶ「緑の光」を見て、翌日には自分の田圃にミステリーサークルを発見したというのです。これだと思いました。実話をもとにすることでストーリーにリアリティが生まれます。
最初はSFエンターテイメントを考えていたのですが、既視感があるのと予算的に全く見合わないことから、本来やりたかったシリアスなドラマへと脚本を変えていきました。
「光を望むな、光となれ 」このコピーが全てを語っている映画です。光を望んで待っているだけではいけない、自分で光を追いかけて、光を勝ち取り、自ら光となって輝くことで自分だけでなく周りの人々をも照らすことができるのです。
ハッピーエンドはあまり好きではないです。ほのかな未来と大きな可能性を含んだエンディングを今後の映画でも目指していくつもりです。