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ABOUT THE THEATER
大正6年(1917年)創業の上田中心市街地に位置する映画館。もともとは芝居小屋としてスタートし、昭和に入って映画館へと形を変えていく。その後、時代の変化や市内にシネコンが進出するなどの理由で2011年に一度、定期上映を終了するが、創立100周年を記念し2017年から定期上映を再開。国内外の良質な作品を中心に上映し、長野県内や上田市に所縁のある作品や「週末こども映画館」や「うえだ子どもシネマクラブ」といった子どもたちに映画館へ足を運んでもらうための独自のプログラムを展開している。
Staff
長岡俊平(ながおかしゅんぺい):支配人
History
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- 1917
- 前身の「上田劇場」が建てられる。
昭和~ 「上田劇場」から「上田映画劇場」と名称を変え、現在の「上田映劇」となる。
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- 2011
- 映画の定期上映を終了。
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- 2017
- 創立100周年を記念し、「上田映劇再起動準備会」として7年ぶりに定期上映を復活。
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- 2018
- 「特定非営利活動法人上田映劇」が発足。
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- 2020
- 「上田映劇」を含む市内の3つのNPOが共同で「うえだ子どもシネマクラブ」を開始。
Information
- 住所
- 〒386-0012 長野県上田市中央2-12-30
- 施設紹介
- 座席数:1F 189席 2F 81席
- Web
- http://www.uedaeigeki.com/
- SNS
RECOMMENDED FILM
- おーい!どんちゃん
- 2022 / ドラマ、コメディー / 157min
ミニシアターからのコメント
『キツツキと雨』『横道世之介』などで知られる沖田修一監督が俳優仲間たちと自身の娘の生後半年から 3 歳半までを遊ぶように記録した自主制作映画は、私たちにかつてないときめきと一抹の混迷を与えてくれる。
舞台は、売れない役者たちが暮らす東京のシェアハウス。そこに舞い込んだ赤ちゃん「どんちゃん」と大人たちの 3 年間の成長の記録に、(良い意味で)本当にこれは映画なのかと錯覚するのである。
愉快な大人たちに囲まれて、スクリーンのなかですくすくと育っていくどんちゃんとそれと比例して大人たちにも生まれる心境や環境の変化。沖田監督流の人間賛歌をドキュメントな手法によってエンターテインメントに昇華していく至極の2時間半は、インディペンデントだから成しえた映画の真髄と未知の可能性に誰もが心踊らされる一作となっている。