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ABOUT THE THEATER
昔ながらの八百屋さんやお肉屋さん、お洒落なカフェや雑貨屋さんなどが並ぶ、小さな商店街だけれども元気な街…海まで徒歩5分とほど近い、鵠沼海岸商店街の一角にシネコヤはあります。映画をテーマにした本や雑誌、昔懐かしのパンフレットなど、たくさんの本が並ぶ中、ゆったりしたソファでのんびり映画が楽しめます。「映画と本とパンの店」というコンセプトで《映画+α》の新たなスタイルの空間づくりを行っています。
Staff
店主 竹中翔子
History
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- 2009
- 「シネコヤ」の構想をスタート。映画サークルの立ち上げ、小さな無料上映会を企画。
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- 2013
- フードや会場演出をこらした映画イベントを主宰。
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- 2016
- 会社設立 。
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- 2017
- 「シネコヤ」オープン。
Information
RECOMMENDED FILM
- わたしの見ている世界が全て
- 2022 / ドラマ / 82min G
ミニシアターからのコメント
役者の持つポテンシャルを最大限に引き出す言葉(台詞)選び、役者の表情の捉え方、ちょっとした《間》に、熟れた演出のセンスを感じます。とりわけ、主演・森田 想さんのハツラツとした可愛らしいイメージから一転、ポテッとした唇が生意気に動く、その魅力はお見事。
また、その演出は役者にだけでなく、《商店》という空間にも及んでいます。田舎の寂れた食堂と生活雑貨店…その街に静かに息づく空間の存在感は、作品におけるもう一つの主人公であるようにも思えます。現代の日本社会の端っこに追いやられている、たしかに存在する《商店》の姿…そうしたものを通して、間接的に現代の日本経済に対して静かに批判を加えている本作は、街における《商店》の存在を考えさせる映画でもありました。
その塩梅がとても素晴らしく、メッセージを押し付けがましくなくコメディタッチに観れる、脚本の良さを感じます。制作を行っている「Tokyo New Cinema」の取り組みも、今後のインディーズ映画界の事業性において大変興味深く、注目していきたいチームです。