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ABOUT THE THEATER
300年の酒蔵の歴史を引き継いだ「七ツ梅酒造跡地」にて全国でも珍しい酒蔵を改装した映画館です。深谷シネマの立地する七ツ梅酒造敷地内には、カフェ・古本屋などの店舗もあり、また、七ツ梅酒造内ではドラマや映画作品のロケも行なわれています。当館オープン以来、深谷市内外の企業ならびに個人の方々の支えによって現在に至っております。運営しているのは、NPO法人市民シアター・エフです。
Staff
館長 竹石研二(たけいし・けんじ)
50歳の時に以前からの夢だった「映画を通して街を元気にしたい」、その思いで地元市民の皆さんと上映会活動を立ち上げ、2000年に映画上映のNPO法人を立ち上げる。
好きな映画はデニス・ホッパー監督『イージー・ライダー』 。
History
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- 1999
- 「県北にミニシアターを!市民の会」を立ち上げる。深谷駅前などで署名活動を行い、3,300人分の署名を深谷市に提出。
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- 2000
- 第1回「市民映画会」として、 深谷市民文化会館大ホールで『のど自慢』 (1999年製作/日本)を上映。
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- 2000
- NPO法人 「市民シアター・エフ」として認証を得る。
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- 2002
- 旧さくら銀行を改装して「深谷シネマ」がオープン!こけら落としとして『山の郵便配達』 (1999年製作/中国)を上映。
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- 2009
- 区画整理事業による移転のため、一旦終業。
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- 2010
- 現在の「七ッ梅酒造跡」に移転、新オープン。
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- 2022
- 「深谷シネマ」20周年を迎える。上映作品 1,741作品、延べ来場者数480,784人 (2022.7.27現在)。
Information
- 住所
- 〒366-0825 埼玉県深谷市深谷町9-12
- Web
- http://fukayacinema.jp/
- SNS
RECOMMENDED FILM
- 鬼に訊け 宮大工 西岡常一の遺言
- 2012 / ドキュメンタリー / 88min G
ミニシアターからのコメント
宮大工(みやだいく)は、神社仏閣の建築や補修に携わる大工。世界遺産、国宝や文化財指定の建造物はもとより、その他文化的に貴重な建物の建築や補修などにも携わることから、建築学はもとより、時には宗教学や史学など非常に幅広い知識や高度な技術を必要とする職である。
本作は、宮大工の棟梁(職人を束ねる長)として日本屈指の仏教寺院建築である奈良県・法輪寺三重塔、薬師寺金堂、西塔を再建し、飛鳥時代から続く寺院建築技術を今に伝えていった故・西岡常一をめぐるドキュメンタリーです。
作業をする生前の彼の姿をとらえた貴重な映像や証言を通して、利便性や効率だけを追求するためだけに技術を発展させる現代の風潮への警鐘、木が鉄の強度をもしのぎ寺院建築技術は木の生命をつなぐ技術でもあるという考えから、自然と向き合うことの大切さと現代社会への危惧を浮かび上がらせていく作品となっています。